キレイな字を書かなければいけない時がやってきた
なんでもパソコンで出来る時代で、字を書かなくなりました。
特にこんな職業柄、表とかお知らせとかMacで作ってしまいます。
作った方が早いし、断然キレイだし。
人様に見せる字を書くのは学校の提出物くらいかな。それも見るのは担任の先生だけだし。
しかーし!
年に数回やってくる、「キレイな文字」を書かなければいけないとき。
しかも不特定多数の人に見られる。それは、
「慶弔袋の表書き」
今回は会社名や肩書きも書かなきゃいけない。中袋もある。
ということで・・・
印刷してみた
手書きがマナーとして一番なのは重々承知の上なので、
極力失礼に当たらないよう、紙は和紙を使用し、書体は筆文字で。
色は薄墨を意識してグレー80%で印刷しました。
まずは短冊のしを作ります。
このような上質の和紙に面つけして出力します。
次は中袋。
元々「住所」とか「氏名」とか印刷してある中袋だったので、それに合わせて印刷します。
印刷してみて
「印刷は失礼だ」という意見もおありでしょうが、
文字がキレイに書けず困っている人は多いのではないかなぁと思います。
既製品に合わせるのでそれなりに調整も必要ですし、
「文字だけ入力して、はい、プリントアウト!」なんてものではありませんでした。
印刷会社だしなぁ。へたくそな字で持って行って
「なんだ、印刷会社なら印刷すればいいのに」と思われてもなぁ。
時代とマナー。むずかしいところです。